ニコニコ動画ってなに?

テレビ東京とニコニコ生放送で連動して放送されていた「ドリームクリエイター」。そもそもニコニコ生放送ってなに?ニコニコ動画ってなに?と思った方もいたのではないでしょうか。ニコニコ動画とは、ドワンゴが設立し、子会社であるニワンゴが提供している動画共有サービスです。ニコニコ生放送はニコニコ動画内で行われている生放送形式の配信のことなのです。「ドリームクリエイター」では、ニコニコ生放送で番組収録の様子をそのまま配信し、後日テレビ東京で編集済みのもの放送するという形が採られていました。

ニコニコ動画について

ニコニコ動画は株式会社ニワンゴが提供している動画共有サービスです。「ニコ動」「ニコニコ」などの愛称で親しまれています。「ニコニコ動画モバイル」として携帯電話末端向けにもサービスを提供しています。事業の拡大につれ、ニコニコ生放送やニコニコ静画など、ニコニコの名を冠し、動画共有サービスの枠を超えた多くの派生サービスが展開されている人気のコンテンツです。日本の代表的な動画共有サイトの一つであり、ここから多くのネットカルチャーが生み出されました。2006年12月12日に実験サービスとしてプレオープンし、サービスが開始となりました。2007年1月15日にはβバージョンに移行するとともに、初めて運営元がニワンゴであることが明らかにされました。実質的な開発や運営はドワンゴが行っています。2007年6月1日にニコニコ普及委員会が発表した「ニコニコ宣言(仮)」において、基本理念が明らかにされています。「ニコニコ動画」という独特の名称は、サービスの立ち上げ以前に「カッコいい言葉ではなく、なるべく怒られにくい言いにくい気が抜ける名前」にすることが考えられました。それは当時動画サービスの著作権問題による訴訟が発生していたためでした。ドワンゴ会長の川上量生は「明らかにブラックぽいのに、表面だけ取り繕ったようなふざけた名前あるじゃん。ニコニコローンとかニコニコ金融とか。だからニコニコ動画とかさ」という言葉に、西村博之が「それおもしろい!絶対それ!」と同意した事から決定したそうです。

特徴

ニコニコ動画の特徴は、配信される動画の再生時間軸上に対し、ユーザーがコメントを投稿できる独自のコメント機能にあります。また、コメント以外にもユーザーやアップロード者同士が交流できる機能が数多く備えられています。他の動画配信・共有サイトと同様に、配信されている動画の中には著作権者に無断でアップロードされたものもしばしば見られ、ときにそれが問題となることもあります。権利者の訴えにより動画は削除できますが、権利者側が全ての違反動画を把握することは困難です。しかし、その一方で趣向を凝らして自主製作された動画が高い人気を得るなど、独特のコメントシステムも相まって独自の文化を築いています。ニコニコ動画では主にアニメやゲームと言ったサブカルチャー系の動画が多いのですが、その他にも幅広い分野の動画が投稿されており、マイナーバンドのPVや深夜番組などが公開後すぐに投稿されていたり、様々な動画をネタとする動画はもちろんのこと、ネタではないスポーツやCM、科学番組の動画が投稿されていたりと、「動画共有サービス」としての成長を見せています。膨大な数の動画の中で特定の動画が脚光を浴びることも度々あります。多くは一過性の流行ですが、中には継続的な人気となるものもあり、たとえば2007年2月上旬には、「新・豪血寺一族 ―煩悩開放― レッツゴー!陰陽師PV」「True My Heart」「あいつこそがテニスの王子様」の人気上位動画3つの合計で、わずか一晩で30万回再生・10万コメントを超える「祭り」状態が続きました。さらにその人気から「レッツゴー!陰陽師」と「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」のdwango.jpにおける着うた独占配信が始まりました。

独自のコメント機能

ニコニコ動画のコメント機能は、閲覧者が再生中の動画に対して再生画面上にコメントを書き込むことができるという機能です。コメントは、現在再生しているタイミング(動画の時間軸)に対して投稿することができ、それ以降に動画が再生された際は、そのタイミングから画面の右から左に3秒間横切る形で表示されます。この独特のコメント機能がニコニコ動画の最大の特徴であり、特許も出願されています。コメントの表示タイミングは、書き込まれた現在時刻に関係なく、すべて「動画内の時間軸」で扱われます。そのため、コメント投稿そのものに時間差があっても、動画上では書き込まれた時と同じタイミングで表示されることになります。その結果、閲覧者はチャットや掲示板のような時系列とは異なり、実時間を超越して擬似的に時間を共有することが出来るのです。コメントに時間の概念を導入したことで、ニコニコ動画は従来の動画投稿にない「利用者同士の一体感」を獲得することに成功しています。コメントを駆使して作成したアスキーアートで投稿動画を彩ったり、「歌ってみた」カテゴリ動画に歌詞を表示したりといった「職人」と呼ばれる人も存在します。動画の中でも特に盛り上がる場面では、画面を覆い尽くすほどの大量のコメントが一斉に書き込まれることもあり、これらは「弾幕」と呼ばれています。

文字色・大きさ・表示方法の変え方

通常のコメントは白色の文字が動画上を右から左へと流れていくのですが、「コマンド機能」を併用することで文字色や文字の大きさ・表示方法などを数種類から選び、その動画の好きな位置に自由にコメントを行うことができます・コマンドはコメント入力欄の左側にあるボックスに入力することで使えます。例えば赤文字なら「red」、大きい文字なら「big」などです。位置や色と言った異なる属性同士であれば併用することも可能です。一般会員が使える色は8色ですが、有料のプレミアム会員はHTMLカラーコードにより全色使用できます。これを応用することで、コメントを利用して動画に字幕を付ける事が出来ます。また、コマンドと特殊文字などを複雑に組み合わせてイラストや巨大な文字が作られることもあり、これはアスキーアートに因んで「コメントアート」と呼ばれています。

不適切なコメント

運営者が運営上問題があると判断した場合、コメントの削除が行われる場合があります。悪質なユーザーには、動画の下に設けられた「不適切なコメントを通報する」というリンクから「削除依頼掲示板」にアクセスすることができ、問題のあるコメントの削除を依頼することが出来ます。削除依頼掲示板には原則として、コメント削除などの権限を持った「ひっそり削除人」というハンドルネームのスタッフが常駐しており、早ければ掲示板への書き込みから5分程度の短時間で対処してもらえます。また、特定のユーザーへの処分などを要請すれば運営の手によってコメト機能を一時的にあるいは長期的に停止させることも可能です。この機能はいわゆる「荒らし」行為だけでなく、「死ね」などといった誹謗中傷コメントや不適切なタグにも対応することができます。また、動画の投稿者は「コメント編集」の権限を持っており、任意のコメントを非表示、つまり事実上の削除にすることができます。ただし、運営者による削除とは違い、コメントデータに非表示のフラグが立つだけなので、あくまで動画プレイヤー上において非表示になるだけです。

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